【信州の国宝めぐり】安楽寺八角三重塔

引き続き長野県の国宝をご紹介♪

さて本日は長野県最初の国宝に指定された、安楽寺八角三重塔。


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【国宝】安楽寺八角三重塔

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鎌倉時代に中国から渡って来て、たいへん盛んとなった仏教に禅宗という流れがありますが、安楽寺はその禅宗としては、鎌倉の建長寺などと並んで日本では最も古い臨済禅宗寺院の一つです。天正十六年(1588)ころ、高山順京が曹洞宗に改めました。

その安楽寺にある木造八角三重塔は、木造の八角塔としては全国で一つしかないという貴重な建築で、長野県では一番早く「国宝」に指定されました。「国宝」といえば、「世界的にみて国民の宝とすべきもの」(「文化財保護法」)となっていますので、この塔は長野県が世界に誇る貴重な文化財ということになります。

安楽寺のりっぱな本堂でお詣〔まい〕りをすませ、左手の道を上っていくと、前方の見上げるようなところに、八角塔のすばらしい姿を見ることが出来ます。昼なお暗いような檜〔ひのき〕・杉の木立ちの中の坂道を、この塔を仰ぎながら上っていくとき、わたくしたちは、自然に、おごそかで気高いものを感じます。

(写真提供:上田観光コンベンション協会)


≪所在地≫
長野県上田市別所温泉2361

≪アクセス≫
自動車利用:上田菅平ICから17km 30分
鉄道利用:上田電鉄別所線別所温泉駅下車→徒歩15分

<当館まで1時間55分>




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